- 河辺商会の働き方
【1トラ】検査の時間をどれだけ短くできるか
はじめに
より良い仕事、より良い職場環境は、ある日突然あらわれるわけではありません。
河辺商会は、「小さな改善を積み重ねる」ことによって、日々「昨日よりも良い職場」を目指す会社です。
ある作業にかかる動作や時間について、1歩=1円、1秒=1円と換算し、年間でどれだけの節約を行えるかというトライアルを実施しています。
この企画では、社内メンバーに地道な努力とその成果について、ご紹介していきます。
本日のお題
品質検査において、時間内の検査数を増やせないか
品質不具合が発生した製品の検品において、上記のように目視にて1つずつ確認し、対象の異物については爪楊枝の先にセロハンテープを巻き、貼り付けて取っていた。しかしこの方法では時間が掛かり、目の疲労度も上がる。
トライアル内容
メッシュ状のシートを購入し、トレーの形状に沿い形状を加工。これを上から被せ、トレーの中にエアーを掛けることで異物を吐き出す方法を考案。
これにより作業時間が1/3に短縮。
客先へ返却しなければいけない製品を早急に対応できるようになり、ラインストップの懸念も解消できた。
<実施年月>2021年5月
記録
1箱あたりの作業時間
<改善前>40分→<改善後>13分
→1箱あたり 1,620秒の改善
対象となる箱数=100ケース
→1年で162,000秒の時間を短縮
トータル実績
前回 -¥23,358
今回 -¥185,358(-¥162,000)